2023年06月17日

中学理科「仕事・仕事率」動滑車を使って物体を持ち上げる場合@

中学理科「仕事・仕事率」動滑車を使って物体を持ち上げる場合@

◆問題

Aさんは動滑車1つを使って、質量40kgの物体を2mの高さまで引き上げた。動滑車とひもの質量は考えないものとして、次の問いに答えよ。ただし、100gの物体にはたらく重力を1Nとする。

(1) 物体にした仕事の大きさは何Jか?

(2) 物体を2m引き上げるために、Aさんはひもを何m引いたか?


この記事では(1), (2)を解説します。


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◆解答解説

基本的に、「仕事=力×距離」です。

ただし、距離は「力の向きに移動した距離」でなければいけません。
「押しても動かなかった」などの場合は、どんな大きな力だったとしても、仕事はゼロです。

この場合は、滑車を使って物体を引き上げたので、普通に「40kg分の力×2m」で大丈夫です。

ここで1つ注意点です。
力は質量とイコールではないので、100g=1Nの関係から、力を求める必要があります。
100g=1Nだから、40kg=400Nですね。

というわけで、求める仕事は、

(1) 400×2=800J


続いて(2)です。

動滑車を1つ使うと、2本のひもで物体を支えることになるので、必要な力は半分になります。
でも、その2本分のひもを引かなければいけないので、ひもを引く距離は2倍になります。

というわけで、物体を2m引き上げるためには、Aさんはその2倍の4mのひもを引く必要があります。

(2) 4m


次の問題→仕事率など


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posted by えま at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 中学理科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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