2023年06月18日

中学理科「仕事・仕事率」動滑車を使って物体を持ち上げる場合A

中学理科「仕事・仕事率」動滑車を使って物体を持ち上げる場合A

◆問題

Aさんは動滑車1つを使って、質量40kgの物体を2mの高さまで引き上げた。動滑車とひもの質量は考えないものとして、次の問いに答えよ。ただし、100gの物体にはたらく重力を1Nとする。

(1) 物体にした仕事の大きさは何Jか?

(2) 物体を2m引き上げるために、Aさんはひもを何m引いたか?


(3) Aさんがひもを引いた力は何Nか?

(4) 物体を10秒で引き上げたとすると、このときの仕事率は何Wか?


この記事では(3), (4)を解説します。


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◆解答解説

(2)でも解説したように、動滑車を1つ使うと、力は半分で距離は2倍になります。

物体に働く重力は40kg=400Nだから、ひもを引く力は400÷2=200Nですね!


(4)では仕事率を考えます。

「仕事率=仕事÷時間(秒)」

です。
つまり、「仕事率は1秒あたりの仕事」です。

(1)より、仕事は800Jです。
800Jの仕事を10秒で行ったのだから、

800÷10=80W

これが求める仕事率です。


というわけで、今回の(3),(4)の解答は、

(3) 200N
(4) 80W

このようになります!


(1), (2)に戻る


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posted by えま at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 中学理科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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