高校化学「気体の性質」ボイル・シャルルの法則A(27℃、2.0×105Paで600mLの気体)
◆問題
27℃、2.0×105Paで600mLの気体について次の問いに答えよ。
(1) この気体を、0℃、1.0×105Paにすると、体積は何Lになるか。
(2) この気体を、体積を変えずに3.0×105Paにすると、温度は何℃になるか。
(2)の解答はこのページ下に掲載します。
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◆解答解説
気体の温度、圧力、体積の状態が変化する問題の場合は、ボイル・シャルルの法則を使うとよいです。
P1V1/T1=P2V2/T2
ですね。
最初の状態は(1)と同様に、P1=2.0×105,V1=0.600,T1=300です。
この状態の気体を体積を変えずに3.0×105Paにするので、P2=3.0×105,V2=0.600も代入します。
すると、
2.0×105×0.600/300=3.0×105×0.600/T
あとは計算です。
まず両辺に同じものを消すと、
2.0/300=3.0/T
あとはTについて解きます。
2T=900
T=450K
摂氏温度で聞かれているので、273を引いて、
450−273=177℃
(1)に戻る
◆関連項目
単原子分子からなる気体を容器に入れ、密封した。この気体の温度が200[K],体積は…
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2023年06月21日
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