◆問題
2つの円x2+y2−6x+5=0,x2+y2−2x−2y+1=0の2つの交点と点(1,3)を通る円の方程式を求めよ。
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◆解答解説
【2つの円x2+y2−6x+5=0,x2+y2−2x−2y+1=0の2つの交点と点(1,3)を通る円の方程式を求めよ。】
関数の交点は連立方程式で求めることができるので、2つの円の方程式を連立して・・・とやっても、もちろん構いませんが、2次式同士の連立方程式は計算が大変で、最終的に収拾がつかなくなってしまう場合もありますよね。
だから、できるだけ簡単に計算するために、やり方を工夫するとよいです。
それは、
k(x2+y2−6x+5)+x2+y2−2x−2y+1=0
この形の式をつくることです。
このように、2つの関数の式のうち片方にkを掛けた形の式を作ると、2つの円の交点を通る関数となります。
2つの円の交点を通る関数が(1,3)も通るのだから、この式に(1,3)代入することができます。
やってみると、
k(12+32−6+5)+12+32−2×1−2×3+1=0
あとは計算です。
k(1+9−6+5)+1+9−2−6+1
=9k+3=0
9k=−3
k=−1/3
kの値がわかったので、代入して整理すれば、円の方程式が求められるはずです!
−(1/3)(x2+y2−6x+5)+x2+y2−2x−2y+1=0
まずは両辺を3倍して、
−x2−y2+6x−5+3x2+3y2−6x−6y+3=0
同類項をまとめれば、
2x2+2y2−6y−2=0
両辺を2で割って、
x2+y2−3y−1=0
これが求める円の方程式です!
◆関連項目
円の方程式
図形と方程式まとめ
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ラベル:数学