2023年06月26日

高校数学「場合の数・確率」0を含む数字から整数を作るとき

高校数学「場合の数・確率」0を含む数字から整数を作るとき

■ 問題

0〜6の7個の数字から異なる4個を使って4ケタの整数を作る。4ケタの係数は何個できるか?


■ ひとこと

場合の数や確率は、「とにかくがんばる」方式でも何とかならなくもないですが、何百通りもある場合は、効率のよい計算方法を考えた方がよいですね。


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■ 解答解説

単に「数字を並べる」という場合は先頭に0が来てもOKですが、
「整数をつくる」という場合は、一番上の位に0が来てはいけません。

このように、特別な条件がある位を最初に決めて、他の位は順に一つ一つ決めていく。という考え方をするとよいです。


一番上の千の位には0以外の6通りの数を入れることができるので、千の位は6通り。
百の位、十の位、一の位は特に条件はないので、残りの数から1つずつ選んでいく。ということで、
6通り、5通り、4通りの場合の数があります。

整数をつくるということは、これらの数の選択は同時に(あるいは連続して)行うので、かけ算をします。
つまり、求める場合の数は、

6×6×5×4=720通り

となります。


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◆関連項目
順列・組み合わせ


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ラベル:数学
posted by えま at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校数学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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