高校化学「気体の性質」状態方程式を使って分子量を求める
◆問題
ある気体1.0gは、57℃、1.2×105Paで、830mLの体積を占める。この気体の分子量を求めよ。ただし,R=8.3×103とする。
解答はこのページ下に掲載します。
=================== お知らせ ======================
★★★★★★★「AE個別学習室(えまじゅく)」生徒募集!★★★★★★★
★ ★
★ 茨城県水戸市、常陸太田市の個別指導教室 ★
★ 「AE個別学習室(えまじゅく)」では、生徒募集をしています。 ★
★ 対象は小学生・中学生・高校生・浪人生。社会人も歓迎します! ★
★ オンライン授業も好評です!全国の生徒さんに対応可能です。 ★
★ ★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
えまじゅくでは、経験豊富なプロ講師のマンツーマン授業が受けられます。
授業料が最大で40%引きになる、3人までの同時指導も好評です!
オンラインでも複数人同時指導対応しています。
今年も何人もの生徒さんが、第一志望(以上)の結果を出してくれました。
興味をお持ちの方は、まずは mm@a-ema.com までお問い合わせください。
家庭教師・塾のサイトと連絡先はここ → http://www.a-ema.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆解答解説
このように、ある特定の状態の気体のP,V,n,Tについて考えるときは、気体の状態方程式を使います。
PV=nRT
ですね。
今回の問題では、分子量を聞いていて、PV=nRTの中には分子量は入ってないようにみえますが、物質量は分子量を使って表すことができるので、気体の状態方程式には分子量の情報も含まれている。と考えられます。
n=m/Mですね。だから、
PV=(m/M)RT
と書き換えることもできます。
分子量を聞いているので、この時点でMについて解いておいた方が計算が楽ですね。
MPV=mRT
M=mRT/PV
これに与えられた値を代入していきます。m=1.0g,P=1.2×105Pa,V=830mL=0.83L,R=8.3×103,T=57+273=330Kだから、
M=(1.0×8.3×103×330)/(1.2×105×0.83)
=(330×103)/(1.2×104) ←8.3で約分した
=33/1.2
=11/0.4
=27.5
最後は計算を楽にやるために、約分を優先しました。
計算の順番はもちろんこの通りである必要はありませんが、うまく約分できる数字になっている場合が多いので、割りきれる組み合わせを探しながら計算するのがおすすめです!
◆関連項目
酸素の圧力を問う問題、酸素の体積を問う問題
ボイル・シャルルの法則を使う問題
気体の性質まとめ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
20年以上の実績。全学年、英・数・理をはじめ全教科対応
最高級の指導を提供します!メール添削も好評です!
プロ家庭教師の江間です。 AE個別学習室(えまじゅく)
http://www.a-ema.com/k/ http://www.a-ema.com/j/
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
2023年07月13日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック
こんなヤツです
年齢:41
職業:プロ家庭教師、AE個別学習室(えまじゅく)代表、翻訳者
ウェブサイトURL:http://www.a-ema.com/
メールアドレス:j@a-ema.com
一言:アプリ、メルマガ、電子書籍提供中です。アマゾンやGooglePlayで「江間淳」で検索!
江間淳の書籍一覧 → http://amzn.to/2m9LTvN