■問題
y=sinx−3cosxの最大値・最小値を求めよ。ただし、0≦x<2πとする。
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10秒でわかる高校数学2B「三角関数」の考え方
「久しぶりの三角関数、分かりやすく直感で問題の解く方向が分かり楽しかった」などのコメントいただいています。ありがとうございます!
■解答解説
y=sinx−3cosxの最大値・最小値を求めよ。ただし、0≦x<2πとする。
まず、サインとコサインの両方があるときはどちらか片方に統一する。という方針です。
2次式ならば、三角関数の相互関係で統一できますが、この場合はどちらも1次式なので相互関係は使えないようです。
そこで、サインもコサインも両方とも1次式の場合は、三角関数の合成をします。
★ a・sinx+b・cosx={√(a2+b2)}sin(x+α)
ですね。今回の問題では、a=1,b=−3なので、
y=sinx−3cosx
=√{12+(−3)2}・sin(x+α)
=√10・sin(x+α)
となります。
サインの値は、単位円1周以上の定義域ならば、−1から1なので、係数に√10がついているならば、最大値・最小値もそれぞれ√10倍です。
つまり、
最大値√10,最小値−√10
◆関連問題
y=sinθの最大最小
三角関数の合成、三角関数まとめ
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ラベル:数学