■問題
三角方程式cos2θ−5cosθ+3=0を解け。ただし、0<θ<2πとする。
↓三角方程式などの三角関数の問題の解き方がマスターできるテキストです↓
10秒でわかる高校数学2B「三角関数」の考え方
「久しぶりの三角関数、分かりやすく直感で問題の解く方向が分かり楽しかった」などのコメントいただいています。ありがとうございます!
■解答解説
三角方程式cos2θ−5cosθ+3=0を解け。ただし、0<θ<2πとする。
このように角度の部分が一致していないときは、まずは角度を合わせます。
2倍角の公式を使ってみましょう!
★ cos2θ=cos2θ−sin2θ
まず2倍角の公式はコレです。
あとは、式がサインだけかコサインだけになるようにさらに変形します。
今回はコサインの1次の項が含まれているので、コサインに統一します。
三角関数の相互関係を使って、
★ cos2θ=cos2θ−(1−cos2θ)
=2cos2θ−1
というわけで、与式は
2cos2θ−1−5cosθ+3=0
2cos2θ−5cosθ+2=0
このように書き換えることができます。
あとはコサインの2次方程式と考えて解けばOKですね!
(2cosθ−1)(cosθ−2)=0
よって、cosθ=1/2,2
−1≦cosθ≦1だから、cosθ=2は不適。
つまり、この方程式を満たすのは、cosθ=1/2となります。
あとはこの場合のθの値を求めて・・・
θ=π/3,(5/3)π
◆関連項目
2倍角の公式、三角方程式sin2θ=cosθ
三角関数まとめ
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プロ家庭教師の江間です。 AE個別学習室(えまじゅく)
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ラベル:数学