高校化学「熱化学方程式」アセチレンの燃焼熱A
◆問題
アセチレンC2H2(気)の燃焼について、次の問いに答えよ。
(1) CO2(気)、H2O(液)、C2H2(気)の生成熱をそれぞれ393.5kJ/mol,285.8kJ/mol,−226.7kJ/molとして、それぞれの生成熱の熱化学方程式を書け。
(2) アセチレンC2H2(気)の燃焼熱を求めよ。
(2)の解答解説はお知らせの下
★★ お知らせ ★★
★★★★★★★「AE個別学習室(えまじゅく)」生徒募集!★★★★★★★
★ ★
★ 茨城県水戸市、常陸太田市の個別指導教室 ★
★ 「AE個別学習室(えまじゅく)」では、生徒募集をしています。 ★
★ 対象は小学生・中学生・高校生・浪人生。社会人も歓迎します! ★
★ オンライン授業も好評です!全国の生徒さんに対応可能です。 ★
★ ★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
えまじゅくでは、経験豊富なプロ講師のマンツーマン授業が受けられます。
授業料が最大で40%引きになる、3人までの同時指導も好評です!
今年も何人もの生徒さんが、第一志望(以上)の結果を出してくれました。
興味をお持ちの方は、こちらまでお問い合わせください。
家庭教師・塾のサイトと連絡先はここ → http://www.a-ema.com/
◆解答解説
(1)で、それぞれの生成熱の熱化学方程式を求めました。それらを使って連立方程式の要領でアセチレンの燃焼熱を求めることができます。
まずは、アセチレンの燃焼熱をQkJとして方程式を作ってみます。
C2H2+(5/2)O2=2CO2+H2O+QkJ
そして、(1)で作った
@ C(黒鉛)+O2=CO2(気)+393.5kJ
A H2+(1/2)O2=H2O(液)+285.8kJ
B 2C(黒鉛)+H2=C2H2(気)−226.7kJ
これらを組み合わせていきます。
いろいろな考え方ができますが、例えばまずアセチレンに注目すると、Bの式の両辺を入れ替えて、
C2H2−226.7kJ=2C+H2より、C2H2=2C+H2+226.7kJ
これに@×2とAを加えれば、目的の形になりそうですね!
C2H2+2C+2O2+H2+(1/2)O2=2C+H2+2CO2+H2O+226.7kJ+787kJ+285.8kJ
両辺のCとH2を相殺して、熱量を計算すれば、
C2H2(気)+(5/2)O2=2CO2(気)+H2O(液)+1299.5kJ
というわけで、求める燃焼熱は1299.5kJ/molとなります。
(1)に戻る
◆関連項目
エタンの燃焼、プロパンの燃焼
尿素の反応熱
熱化学方程式・化学平衡まとめ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
20年以上の実績。全学年、英・数・理をはじめ全教科対応
最高級の指導を提供します!メール添削も好評です!
プロ家庭教師の江間です。 AE個別学習室(えまじゅく)
http://www.a-ema.com/k/ http://www.a-ema.com/j/
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
高校化学の実践力を養成するためにおすすめの市販問題集です。
高校化学「精講」シリーズ
2023年10月06日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック
こんなヤツです
年齢:41
職業:プロ家庭教師、AE個別学習室(えまじゅく)代表、翻訳者
ウェブサイトURL:http://www.a-ema.com/
メールアドレス:j@a-ema.com
一言:アプリ、メルマガ、電子書籍提供中です。アマゾンやGooglePlayで「江間淳」で検索!
江間淳の書籍一覧 → http://amzn.to/2m9LTvN