3次関数f(x)=x3+ax2+12x+3が常に増加するように、定数aの値を定めよ。
解答解説はこのページ下
微分積分の問題の解き方の練習には、この書籍も参考にしてみてください。
◆解答解説
「常に増加」ということは、「接線の傾きが常にプラス」です。
導関数の値が接線の傾きを表すので、導関数の式の値が常にプラスになる場合の条件を考えていきます。
まずは与式を微分しましょう!
f'(x)=3x2+2ax+12
この式の値が常にプラスになるならば・・・
f'(x)は下に凸の2次関数だから・・・
判別式D<0ですね!
D<0ならば横軸と共有点を持たない、すなわち、最小値がゼロより大きいので、f'(x)>0ということができます。
代入して計算してみましょう!
D=(2a)2−4×3×12
=4a2−144<0
a2−36<0
(a+6)(a−6)<0
よって、−6<a<6
◆関連問題
極値を求める問題
微分積分(数学2)まとめ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
20年以上の実績。全学年、英・数・理をはじめ全教科対応
最高級の指導を提供します!メール添削も好評です!
プロ家庭教師の江間です。 AE個別学習室(えまじゅく)
http://www.a-ema.com/k/ http://www.a-ema.com/j/
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ラベル:数学