2023年11月06日

高校化学「電池と電気分解」燃料電池の電気量や効率@

高校化学「電池と電気分解」燃料電池の電気量や効率@

◆問題

水素の燃焼反応を利用したいわゆる燃料電池を1.93×105秒間稼働させたところ、液体の水が36.0g生成した。電極間を流れた電圧は1.00V,ファラデー定数を9.65×104として、次の問いに答えよ。

(1) 回路を流れた電子の物質量を求めよ。


解答解説はこのページ下


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◆解答解説

燃料電池の正極・負極それぞれでの反応式は、

正極:O2+4H++4e-→2H2O
負極:H2→2H++2e-

このようになります。
ということは、電子が2mol流れると、水が1mol生成されます。

今回の問題では、水が36g生成されました。
H2O=18だから、36g=2molです。

ならば、流れた電子は4molですね。
解答は、有効数字を3桁として、4.00molとなります。


次の問題→平均電流とエネルギー


◆関連問題
用語と基本的な構造→ボルタ電池ダニエル電池鉛蓄電池マンガン電池燃料電池
電池・電気分解まとめ


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posted by えま at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校化学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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