2023年11月10日

高校数学「微分」y=−3x^4−2x^3+3x^2の最大最小

高校数学「微分」y=−3x4−2x3+3x2の最大最小

y=−3x4−2x3+3x2の−2≦x≦2における最大値・最小値を求めよ。


解答解説はこのページ下


微分積分の問題の解き方の練習には、この書籍も参考にしてみてください。


◆解答解説

y=−3x4−2x3+3x2の−2≦x≦2における最大値・最小値を求めよ。

最大最小なので、微分して極値を求め、定義域の両端も考慮して、最大値・最小値を探していきます。

まずは微分すると、

y'=−12x3−6x2+6x

導関数の値がゼロのときが極値だから、イコールゼロで解きます。

−12x3−6x2+6x=0
2x3+x2−x=0
x(2x2+x−1)=0
x(2x−1)(x+1)=0
よって、x=0,1/2,−1

xがこれらの値のとき、この4次関数は極値をとります。
定義域は−2≦x≦2だから、これらの極値は全て定義域内にありますね。
y=f(x)として、それぞれのy座標を求めていきます。

f(−2)=−3(−2)4−2(−2)3+3(−2)2
   =−48+16+12=−22

f(−1)=−3(−1)4−2(−1)3+3(−1)2
   =−3+2+3=2

f(0)=0

f(1/2)=−3(1/2)4−2(1/2)3+3(1/2)2
    =−3/16−3/8+3/4
    =−3/16−6/16+12/16=3/16

f(2)=−3・24−2・23+3・22
  =−48−16+12=−52

ここでは省略しますが、これらの値をもとに増減表を描いて、y座標を比較すると・・・

x=−1のとき最大値2
x=2のとき最小値−52


◆関連問題
3次関数y=−2x^3+3x^2+12x−3の最大最小
微分積分(数学2)まとめ


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ラベル:数学
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