2023年11月11日

高校数学「積分」接線の傾きが3x2−4xの関数の式

高校数学「積分」接線の傾きが3x2−4xの関数の式

関数y=f(x)のグラフは点A(1,5)を通り、このグラフの任意の点での接線の傾きは3x2−4xである。f(x)を求めよ。


解答解説はこのページ下


微分積分の問題の解き方の練習には、この書籍も参考にしてみてください。


◆解答解説

関数y=f(x)のグラフは点A(1,5)を通り、このグラフの任意の点での接線の傾きは3x2−4xである。f(x)を求めよ。

「接線の傾きは3x2−4x」ということは、もとの関数を微分したら3x2−4xです。
つまり、f'(x)=3x2−4xですね。

ということは、コレを積分すればf(x)がわかる。というわけです。
積分定数Cを忘れずに!

 ∫f'(x)dx
=3・(1/3)x3−4・(1/2)x2+C
=x3−2x2+C

この関数が点Aを通るので、その座標を代入すると、

5=13−2・12+C
5=1−2+C
C=5+1
C=6

よって、f(x)=x3−2x2+6


◆関連問題
f(x)=x^2の不定積分F(x)を求めよ
微分積分(数学2)まとめ


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ラベル:数学
posted by えま at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校数学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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