高校物理「電気」内部抵抗rの電池と可変抵抗器の回路C
◆問題
内部抵抗r,起電力Eの電池と可変抵抗からなる回路がある。可変抵抗器は0からrよりも大きな有限の値まで抵抗値を変化させることができるとして、次の問いに答えよ。
参考図
┌[抵抗器]┐
│ │
└[電池]─┘
(1) 可変抵抗器にかかる電圧Vと、流れる電流Iの関係を式で示せ。
(2) 可変抵抗器の消費電力Pを、V,E,rを用いて表せ。
(3) 電力Pが最小になるときのVの値と、Pの最小値を求めよ。
(4) 電力Pが最大になるときのVの値と、Pの最大値を求めよ。
↓(4)の解答解説はお知らせの下↓
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◆解説
(3)でも触れたように、PはVについての2次関数です。
(2)で求めた式を平方完成すると、
P=−(1/r)(V−E/2)2+E2/4r
となり、頂点は
(E/2,E2/4r)
となることがわかっています。
さらに、定義域は0≦V<Eです。
頂点がこの定義域内にあるので、最大値は頂点のところになります。
つまり、V=E/2のときPの最大値E2/4r
最初に戻る→(1) 可変抵抗器にかかる電圧Vと電流Iの関係
◆関連項目
電気・磁気まとめ
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2023年11月20日
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