2023年12月07日

高校化学「物質の変化と平衡」A+B→Cの反応速度式@

高校化学「物質の変化と平衡」A+B→Cの反応速度式@

◆問題

「A+B→C」の化学反応式で表される反応がある。25℃では、Cの生成速度vは、Aのモル濃度[A]だけを2倍にすると2倍に、Bのモル濃度[B]だけを1/2倍にすると1/4倍になった。

(1) 反応速度定数をkとして、vと[A]および[B]の関係を表す反応速度式を示せ。


解答はこのページ下に掲載します。


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◆解答解説

反応速度式とは、反応の速さと反応物の濃度の関係を表す式で、

aA+bB→Cの反応式では、

v=k[A]x[B]y

このような式が成り立ちます。

今回の問題では、「[A]を2倍にすると反応速度は2倍」「[B]を1/2倍にすると反応速度は1/4倍」とあるので、

x=1,y=2であることがわかります。
つまり、

v=k[A][B]2


次の問題→[A]と[B]を3倍にしたとき


◆関連項目
過酸化水素の分解速度酢酸の電離平衡
熱化学方程式・化学平衡まとめ


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posted by えま at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校化学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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