2023年12月10日

高校数学「数列」初項が70,公差が−4の等差数列の和が最大になるとき

高校数学「数列」初項が70,公差が−4の等差数列の和が最大になるとき

■ 問題

初項が70,公差が−4の等差数列がある。初項から第何項までの和が最大になるか求めよ。


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■ 解答解説

和について考えるので、まずは等差数列の和の公式を使います。

Sn=(n/2){2a+(n−1)d}

これに、a=70,d=−4を代入すると、

Sn=(n/2){2×70+(n−1)(−4)}
 =(n/2)(140−4n+4)
 =(n/2)(144−4n)
 =72n−2n2

第n項までの和は表すことができました。
あとはコレの最大値を考えます。

nについての2次式なので、2次関数の最大のやり方と同様のことを考えます。
つまり、平方完成して頂点を求める。ということですね!

Sn=−2n2+72n
 =−2(n2−36n)
 =−2{(n−18)2−182}
 =−2(n−18)2−2×(−324)
 =−2(n−18)2+648

というわけで、Snは、n=18のとき最大値648となります。

今回の問題では、最大になるときの項数のみを聞いているので、解答は「第18項」です。





◆関連項目
等差数列
数列まとめ


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ラベル:数学
posted by えま at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校数学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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