2023年12月14日

高校数学「数列」Σの基本的な計算@

高校数学「数列」Σの基本的な計算@

■ 問題

次の和を求めよ。
  n
@ Σ(2k+3)
  k=1

  n
A Σ(k2+k)
  k=1


解答解説はこのページ下に。
「そもそもΣの公式がわからないよ!」という人は、まずはこちらをご覧ください


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■ 解答解説

Σの公式を使った基本的な問題です。
それぞれ公式を使って書き直すだけですが、解答は普通は因数分解した形で答えます。
そのために、共通因数でくくることを優先して変形していきます。

  n
@ Σ(2k+3)
  k=1
=2・(n/2)(n+1)+3n
=n(n+1)+3n
=n2+n+3n
=n2+4n
=n(n+4)

  n
A Σ(k2+k)
  k=1
=(1/6)n(n+1)(2n+1)+(1/2)n(n+1)

この場合も、いったん展開してまとめても構わないのですが、3次式になってしまうので、この時点で共通因数でくくる方が良いです。
(1/6)n(n+1)でくくります。

=(1/6)n(n+1){(2n+1)+3}
=(1/6)n(n+1)(2n+4)
=(1/6)n(n+1)・2(n+2)
=(1/3)n(n+1)(n+2)





◆関連項目
Σの公式等差数列
数列まとめ


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ラベル:数学
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