2023年12月17日

日本史「市民生活の変容と大衆文化」学問と芸術B

日本史「市民生活の変容と大衆文化」学問と芸術B

◆問題

空欄に適語を入れてください。

文学では自然主義はしだいに退潮となったが、明治後期から森鴎外や夏目漱石など多くの作家が現れた。人道主義・理想主義を掲げる雑誌『白樺』を中心に、有島武郎・志賀直哉・(@)らの(A)、耽美的作風で知られる永井荷風・谷崎潤一郎ら、さらに芥川龍之介・(B)らの(C)などが活躍した。また、新聞や大衆雑誌には、中里介山の『大菩薩峠』をはじめ、吉川英治・大佛次郎の時代小説、江戸川乱歩の探偵小説などが連載された。

大正末から昭和の初めにかけて、社会主義運動・労働運動の高揚に伴い、(D)運動がおこり、『種蒔く人』や『戦旗』などの機関誌が創刊された。これらの雑誌には、小林多喜二の『(E)』や徳永直の『太陽のない街』などが掲載された。


解答はこのページ下


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日本史用語集 改訂版 A・B共用


◆解答

@武者小路実篤、A白樺派、B菊池寛、C新思潮派、Dプロレタリア文学、E蟹工船

文学では自然主義はしだいに退潮となったが、明治後期から森鴎外や夏目漱石など多くの作家が現れた。人道主義・理想主義を掲げる雑誌『白樺』を中心に、有島武郎・志賀直哉・武者小路実篤らの白樺派、耽美的作風で知られる永井荷風・谷崎潤一郎ら、さらに芥川龍之介・菊池寛らの新思潮派などが活躍した。また、新聞や大衆雑誌には、中里介山の『大菩薩峠』をはじめ、吉川英治・大佛次郎の時代小説、江戸川乱歩の探偵小説などが連載された。

大正末から昭和の初めにかけて、社会主義運動・労働運動の高揚に伴い、プロレタリア文学運動がおこり、『種蒔く人』や『戦旗』などの機関誌が創刊された。これらの雑誌には、小林多喜二の『蟹工船』や徳永直の『太陽のない街』などが掲載された。


前の問題→学問と芸術A
次の問題→学問と芸術C


近代・現代まとめ
近世まとめ中世まとめ原始・古代まとめ


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posted by えま at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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