2023年12月28日

高校物理「電気」自由電子の速さ等C

高校物理「電気」自由電子の速さ等C

◆問題
長さ9.0m、断面積5.0×10-72、抵抗0.50Ωの導線に、3.6Aの電流が流れている。電子の電気量を−1.6×10-16C、導線1m3あたりの自由電子の数を9.0×1028個として次の問いに答えよ。

(1) 導線の両端の電位差Vはいくらか。

(2) 導線内の電場の強さEはいくらか。

(3) 導線内の自由電子が、電場から受ける力の大きさFはいくらか。

(4) 導線内の自由電子の平均の速さvはいくらか。


↓解答解説はお知らせの下↓


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◆解説

長さ9.0m、断面積5.0×10-72、抵抗0.50Ωの導線に、3.6Aの電流が流れている。電子の電気量を−1.6×10-16C、導線1m3あたりの自由電子の数を9.0×1028個として次の問いに答えよ。

導線を流れる電流I,電子の電気量e,電子数n,電子の速さv,導線の断面積Sの間には

I=envS

という式が成り立ちます。
ここまで求めた値と問題文の値を代入すると、

3.6=1.6×10-19×9.0×1028×v×5.0×10-7

このようになりますね。
これをvについて解きます。

v=3.6/(1.6×10-19×9.0×1028×5.0×10-7)
 =5.0×10-4[m・s]


この問題の最初に戻る→導線の両端の電位差V


◆関連項目
電気・磁気まとめ

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posted by えま at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校物理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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