高校物理「電気」自由電子の速さ等C
◆問題
長さ9.0m、断面積5.0×10-7m2、抵抗0.50Ωの導線に、3.6Aの電流が流れている。電子の電気量を−1.6×10-16C、導線1m3あたりの自由電子の数を9.0×1028個として次の問いに答えよ。
(1) 導線の両端の電位差Vはいくらか。
(2) 導線内の電場の強さEはいくらか。
(3) 導線内の自由電子が、電場から受ける力の大きさFはいくらか。
(4) 導線内の自由電子の平均の速さvはいくらか。
↓解答解説はお知らせの下↓
★★ お知らせ ★★
AE個別学習室(えまじゅく)水戸教室では、学校の授業の補習、定期テスト対策だけでなく、「大学入試共通テスト」の対策授業を行っています。
従来のセンター試験や試行テストの内容を踏まえて、理系文系全科目の指導が可能です。
マンツーマンの授業なので「ゼロからのスタートの人は中学の復習から」「基本ができている人は応用問題の解き方中心に」など、ひとりひとりの状況に合わせて授業を行います。
適切な時期に適切な対策をすれば、どんな目標でも達成可能です。志望校を諦める前に、まずは一度ご相談ください。
◆解説
長さ9.0m、断面積5.0×10-7m2、抵抗0.50Ωの導線に、3.6Aの電流が流れている。電子の電気量を−1.6×10-16C、導線1m3あたりの自由電子の数を9.0×1028個として次の問いに答えよ。
導線を流れる電流I,電子の電気量e,電子数n,電子の速さv,導線の断面積Sの間には
I=envS
という式が成り立ちます。
ここまで求めた値と問題文の値を代入すると、
3.6=1.6×10-19×9.0×1028×v×5.0×10-7
このようになりますね。
これをvについて解きます。
v=3.6/(1.6×10-19×9.0×1028×5.0×10-7)
=5.0×10-4[m・s]
この問題の最初に戻る→導線の両端の電位差V
◆関連項目
電気・磁気まとめ
江間淳の書籍はこちら
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
20年以上の実績。全学年、英・数・理をはじめ全教科対応
最高級の指導を提供します!メール添削も好評です!
プロ家庭教師の江間です。 AE個別学習室(えまじゅく)
http://www.a-ema.com/k/ http://www.a-ema.com/j/
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
2023年12月28日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック
こんなヤツです
年齢:41
職業:プロ家庭教師、AE個別学習室(えまじゅく)代表、翻訳者
ウェブサイトURL:http://www.a-ema.com/
メールアドレス:j@a-ema.com
一言:アプリ、メルマガ、電子書籍提供中です。アマゾンやGooglePlayで「江間淳」で検索!
江間淳の書籍一覧 → http://amzn.to/2m9LTvN