2024年01月12日

高校物理「電気」抵抗3つ、コンデンサー1つの回路に流れる電流等B

高校物理「電気」抵抗3つ、コンデンサー1つの回路に流れる電流等B

◆問題

下の参考図の回路において、抵抗R1=2.0Ω,R2=4.0Ω,R3=8.0Ω,コンデンサーC=1.0μF,電源V=24Vとする。可変抵抗Rx=6.0Ω,Gで接地され、電源の内部抵抗は無視でき、電流を流し始めてから充分な時間が経過しているものとして次の問いに答えよ。


参考図
┌─R1─┬─Rx─┐
│    │    │
│    C    │
│    │    │
├─R2─┴─R3─┤
│         │
└────V────┤
   ←   ←  G
 (←は電流の向き)


(1) R1,R2に流れる電流の大きさを求めよ。

(2) コンデンサーに蓄えられた電気量を求めよ。

(3) Rxの抵抗値を6.0Ωから徐々に小さくすると、ある抵抗値でコンデンサーの電気量が0になったという。このときのRxの抵抗値を求めよ。


↓解答解説はお知らせの下↓


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◆解説

「コンデンサーの電気量が0」ということはつまり、「極板間の電位差が0」です。

電位差がゼロということは、そこまでの電位降下が同じになる。と考えられます。

R2での電位降下は8.0Vだから、R1での電位降下も8.0VになればOKです。
つまり、R1では8.0V,Rxでは16Vの電位降下がおこることになります。

電位降下は抵抗値に比例するのでR1:Rx=1:2となれば良いですね。

R1は2.0Ωだから、Rx=4.0Ωとなります。


(1)に戻る→R1,R2に流れる電流


◆関連項目
電気・磁気まとめ

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posted by えま at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校物理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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