2024年01月24日

高校物理「交流電流」RLC並列回路D

高校物理「交流電流」RLC並列回路Dインピーダンスの最大値


抵抗値R[Ω]の抵抗、自己インダクタンスL[H]のコイル、電気容量C[F]のコンデンサーを並列に接続し、V=V0sinωt[V]の交流電源につないだ。次の問いに答えよ。

(1) 抵抗、コイル、コンデンサーそれぞれに流れる電流をtを含む式で表せ。

(2) 電源を流れる電流を、I=Asinωt+Bcosωtの形で表せ。

(3) 回路を流れる電流を、I=Asin(ωt+φ)と表したとき、Aを求めよ。

(4) 並列接続された抵抗・コイル・コンデンサーのインピーダンスを求めよ。

(5) (4)のインピーダンスが最大となるときの周波数を求めよ。


この記事では(5)を解説します。
解答解説はこのページ下


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◆解答解説

(4)で、Z=1/√{(1/R)2+(ωC−1/ωL)2}がわかりました。
(5)では、このインピーダンスが最大となる場合を考えます。

分子が1で定数だから、分母が小さければZの値が大きくなります。
√の中身はそれぞれ2乗されているので、ωC−1/ωL=0のときが√の中身が最小、つまり、Zが最大となります。

ωC−1/ωL=0
ω2LC−1=0
ω2LC=1
ω2=1/LC
ω=√(1/LC)

問題で聞いているのは周波数なので、f=ω/2πより、ω=2πfだから

2πf=1/√(LC)
 f=1/2π√(LC)

これがインピーダンスが最大となる場合の周波数です。


(1)に戻る→それぞれに流れる電流


◆関連項目
RLC直列回路コンデンサー
電気・磁気まとめ


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