2024年01月29日

高校数学「三角比」円に内接する四角形ABCDの辺の長さ

高校数学「三角比」円に内接する四角形ABCDの辺の長さ

◆問題

円に内接する四角形ABCDで、AB=6,BC=10,CD=4,∠B=60°のとき、DAの長さを求めよ。


↓解答解説はお知らせの下に↓

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◆解答解説

四角形は三角形に分けることができるので、対角線を引くなどして、三角形を作って正弦定理や余弦定理を使うことができます。

例えば、今回の問題ではBとDを結べば、△ABCはAB=6,BC=10,∠B=60°だから、余弦定理でCAを求めることができますね。

CA2=AB2+BC2−2×AB×BC×cosB
  =62+102−2×6×10×cos60°
  =36+100−120×1/2
  =76
よって、CA=√76=2√19

四角形ABCDは円に内接するので、∠B=60°ならば、∠D=120°です。
すると、△ACDに注目すれば、CD=4,∠D=120とCA=2√19の、2辺と1角がわかっていることになります。
ならば、余弦定理の式を作れば、残りの1辺DAがわかりますね!

AC2=CD2+DA2−2×CD×DA×cos∠D
76=16+DA2−2×4×DA×(−1/2)
76=16+DA2+4DA

移項してまとめると、

DA2+4DA−60=0
(DA+10)(DA−6)=0
よってDA=−10,6
DA>0だから、DA=6


◆関連項目
正弦定理・余弦定理△ABCにおいて、AB=4,BC=5,CA=3である。辺BC上にBD=2となるように点Dをとる。このとき、ADの長さを求めよ。
三角比まとめ

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ラベル:数学
posted by えま at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校数学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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