◆問題
円に内接する四角形ABCDで、AB=6,BC=10,CD=4,∠B=60°のとき、DAの長さを求めよ。
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◆解答解説
四角形は三角形に分けることができるので、対角線を引くなどして、三角形を作って正弦定理や余弦定理を使うことができます。
例えば、今回の問題ではBとDを結べば、△ABCはAB=6,BC=10,∠B=60°だから、余弦定理でCAを求めることができますね。
CA2=AB2+BC2−2×AB×BC×cosB
=62+102−2×6×10×cos60°
=36+100−120×1/2
=76
よって、CA=√76=2√19
四角形ABCDは円に内接するので、∠B=60°ならば、∠D=120°です。
すると、△ACDに注目すれば、CD=4,∠D=120とCA=2√19の、2辺と1角がわかっていることになります。
ならば、余弦定理の式を作れば、残りの1辺DAがわかりますね!
AC2=CD2+DA2−2×CD×DA×cos∠D
76=16+DA2−2×4×DA×(−1/2)
76=16+DA2+4DA
移項してまとめると、
DA2+4DA−60=0
(DA+10)(DA−6)=0
よってDA=−10,6
DA>0だから、DA=6
◆関連項目
正弦定理・余弦定理、△ABCにおいて、AB=4,BC=5,CA=3である。辺BC上にBD=2となるように点Dをとる。このとき、ADの長さを求めよ。
三角比まとめ
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ラベル:数学