2024年02月07日

高校化学「物質の変化」水素と酸素の化学反応と量的関係@

高校化学「物質の変化」水素と酸素の化学反応と量的関係@

■問題

水素と酸素が反応すると、水が得られる。この化学反応について次の問いに答えよ。

(1) 0.50molの水素と反応する酸素は何molか?また、生じる水は何molか?


↓解答解説はお知らせの下↓

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■解答解説

化学反応式と量的関係を考える場合は、まずは化学反応式を作ります。
今回は「水素と酸素が反応して水ができる」ので、

2H2+O2→2H2

ですね。
反応式の係数から、物質量(個数)の比が「水素:酸素:水=2:1:2」であることがわかります。

慣れない人はよく間違えるので敢えて繰り返しますが、質量ではなく物質量(個数)の比が2:1:2です。

つまり、水素2に対して酸素は1の割合で反応する。そして水は水素と同じ物質量だけ生じる。
というわけです。

水素は0.50molだから・・・

酸素はその半分で、0.25mol
水は同じ量で、0.50mol

生じます。


次の問題→水が3.6gのとき


◆関連問題
1.2gのアルミニウムと反応する硫酸
物質量、濃度、化学反応式と量的関係まとめ

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