高校化学「物質の変化」水素と酸素の化学反応と量的関係A
■問題
水素と酸素が反応すると、水が得られる。この化学反応について次の問いに答えよ。
(1) 0.50molの水素と反応する酸素は何molか?また、生じる水は何molか?
(2) 水が3.6g得られたとき、反応した酸素は何gか?
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■解答解説
化学反応式と量的関係を考える場合は、まずは化学反応式を作ります。
今回は「水素と酸素が反応して水ができる」ので、
2H2+O2→2H2O
ですね。
反応式の係数から、物質量(個数)の比が「水素:酸素:水=2:1:2」であることがわかります。
今回の問題では、「水が3.6g」なので、まずはこれが何molかを求めます。
H2O=1×2+16=18だから、1molで18gです。
3.6/18=0.2
ということで、水3.6g=0.2molです。
酸素:水=1:2だから、このとき酸素は0.1molですね。
O2=16×2=32だから、0.1molは、
32×0.1=3.2
つまり、水が3.6g生じるときに反応した酸素は3.2gですね!
次の問題→酸素の体積
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2024年02月08日
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