◆問題
正六角形ABCDEFにおいて、→AB=→a,→AF=→bとするとき、次のベクトルを求めよ。
(1) →EC
(2) →BC
(3) →FD
(4) →EA
(5) →DA
↓(3)〜(5)の解答解説はお知らせの下↓
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◆解説
ベクトルの足し算、引き算などを活用して、いろいろなベクトルを表す問題です。
ベクトルの基本的な計算方法などについては、ベクトルまとめページなどをご覧ください。
では早速今回の問題です。
正六角形のどの点をAとしても構いませんが、普通は上の点をAとして、そこから左回りに順にB,C,D,E,Fとします。ここではその前提で解説していきます。
(3) →FD
まず、→FD=→FE+→EDですね。
→FE=→BCであって、(2)より→BC=→a+→bです。
だから、→FE=→a+→bということができます。
さらに、→ED=→AB=→aですね。
よって、→FD=→a+→b+→a=2(→a)+→b
(4) →EA
→EA=→EF+→FAですね。
→EFは→BCの逆、→FAは→AFの逆だから、
→EA=−(→a+→b)−(→b)
=−(→a)−2(→b)
(5) →DA
一番下の点から上の点までだから、やはり正六角形の対角線のうちの1つで、(2)の→BCの逆向きです。
つまり、
→DA=−2(→BC)=−2(→a+→b)=−2(→a)−2(→b)
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◆関連問題
点A(5,2),点B(1,6)がある。→ABの成分表示と大きさを求めよ。
ベクトルまとめ
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ラベル:数学