2024年02月29日

高校数学「平面のベクトル」→a=(2,−3),→b=(x,−12)が垂直

高校数学「平面のベクトル」→a=(2,−3),→b=(x,−12)が垂直

■ 問題

→a=(2,−3),→b=(x,−12)が垂直になるように、xの値を定めよ。


解答解説はこのページ下


★★ お知らせ ★★

AE個別学習室(えまじゅく)水戸教室では、「大学入試共通テスト」の対策授業を行っています。平日昼間に授業可能な既卒生・社会人を若干名募集しています。今年度の受験生はもちろん、来年度の受験の準備もそろそろ始めると良いですね!
従来のセンター試験や試行テストの内容を踏まえて、理系文系全科目の指導が可能です。
マンツーマンの授業なので「ゼロからのスタートの人は中学の復習から」「基本ができている人は応用問題の解き方中心に」など、ひとりひとりの状況に合わせて授業を行います。
適切な時期に適切な対策をすれば、どんな目標でも達成可能です。志望校を諦める前に、まずは一度ご相談ください。


■ 解答解説

ベクトルが垂直ということは、2つのベクトルのなす角が90°ですね!

ここでベクトルの内積を考えます。

→a・→b=|→a||→b|cosθ

だから、なす角が90°のときは内積の値はゼロになります。
そう言われても、「ちょっと何言ってるかわかりません」という人もいるかも知れませんね(笑)
もう少し詳しく説明しましょう!

cos90°=0ですね。(これが怪しい人は三角比の定義三角比の表などを確認してください)

|→a||→b|cosθは、|→a|と|→b|とcosθをかけたものだから、cosθ=0となれば、全体がゼロになってしまいます。
だから、2つのベクトルのなす角が90°のときは内積はゼロ。つまり、垂直ならば内積はゼロ。です。

ベクトルの成分がわかっているときは、→a・→b=x12+y12このように、x同士y同士をそれぞれかけて合計することで内積を求めることができます。

今回の問題では、→a=(2,−3),→b=(x,−12)だから、

→a・→b=2×x+(−3)×(−12)
    =2x+36

これが内積の値で、垂直ならばこれがゼロだから、

2x+36=0
   2x=−36
    x=−18


同じ2つのベクトルで平行の場合はこちら


◆関連項目
ベクトルの平行条件・垂直条件
ベクトルまとめ
三角比まとめ


江間淳の書籍はこちら
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 20年以上の実績。全学年、英・数・理をはじめ全教科対応
  最高級の指導を提供します!メール添削も好評です!

プロ家庭教師の江間です。    AE個別学習室(えまじゅく)
http://www.a-ema.com/k/     http://www.a-ema.com/j/
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ラベル:数学
posted by えま at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校数学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
こんなヤツです
名前:江間淳
年齢:41
職業:プロ家庭教師、AE個別学習室(えまじゅく)代表、翻訳者
ウェブサイトURL:http://www.a-ema.com/
メールアドレス:j@a-ema.com
一言:アプリ、メルマガ、電子書籍提供中です。アマゾンやGooglePlayで「江間淳」で検索!
江間淳の書籍一覧 → http://amzn.to/2m9LTvN