2024年04月24日

中学数学「式の計算」展開の公式を使って工夫して計算する問題@

中学数学「式の計算」展開の公式を使って工夫して計算する問題@

◆ 問題

次の計算をせよ。

(1) 1.052

(2) 1004×996


↓解答解説はお知らせの下↓


★★ お知らせ ★★

AE個別学習室(えまじゅく)では、高校受験対策授業も行っています。
マンツーマンの授業なので「ゼロからのスタートの人は小学校の復習から」「基本ができている人は応用問題の解き方中心に」など、ひとりひとりの状況に合わせて授業を行います。
適切な時期に適切な対策をすれば、どんな目標でも達成可能です。志望校を諦める前に、まずは一度ご相談ください。

★★★★★★★★★★

◆解答解説

工夫して計算する問題です。
でも、もちろん、工夫してもしなくても結果は同じです。
工夫の仕方がわからない人は、普通に計算してしまえば良いです。
例えば10分悩むくらいなら、普通に計算すれば、その悩んでいる時間のうちに終わると思います。

とは言っても、工夫の仕方がわかれば、工夫した方が速いし楽です。
どちらでもできるようにしておけば完璧ですね!

前置きはこの辺にして、実際の問題です。
このページでは工夫した場合を解説します。

(1) 1.052

「1.05=1+0.05」と考えて、展開の公式を使うと楽に計算できます。
(a+b)2=a2+2ab+b2の公式ですね。

(1+0.05)2=12+2×1×0.05+0.052

まず、そのまま公式に当てはめれば、このように書くことができます。
あとは計算ですね!

=1+0.1+0.0025
=1.1025

(2) 1004×996

どちらも1000に近い数なので、1000+4と1000−4に書き換えて計算するとよいです。

1004×996=(1000+4)×(1000−4)

(a+b)(a−b)=a2−b2
の公式を使うと、とても簡単に計算できます。

=10002−42

文字式と同様にカッコを外せば、このように書き換えられますね!
よって、

=1000000−16
=999984


次の問題はこちら


◆関連項目
展開・因数分解まとめ


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ラベル:数学
posted by えま at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 中学数学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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