2024年04月30日

高校数学「二項定理」11^11を100で割ったときのあまり

高校数学「二項定理」1111を100で割ったときのあまり

◆問題

1111を100で割ったときのあまりを求めよ。


↓解答解説はお知らせの下↓


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◆解答解説

まともに1111を計算すれば出なくはないですが、とんでもなく大きな数になってしまい、現実的ではないと思います。
そこでどうするかというと、「二項定理」を使います。

例えば、(a+b)5を展開したときの、a23の係数を求める場合に使うアレです。

11=(10+1)と考えると、

1111=(10+1)11

ですね。
これを展開すれば、最初の項は

11C11・1011・10

と表すことができます。
同様にして展開した式を表していくと・・・

=11C11・1011・10+11C10・1010・11+11C9・109・12+・・・

このようになります。

例えば最初の項に注目すると、10の11乗が含まれているから、100で割ってもあまりは出ません。
2つめの項は10の10乗が含まれているので、やはり100で割りきれます。
3つめの項は10の9乗が・・・

このように、10が2回以上かけてある項は必ず100で割りきれますね。
今回の問題では、100で割ったあまりを聞いているので、100で割りきれる項については、無視してしまって構わないことになります。

ということは、この展開式の最後の2つの項のみ考えればよい。とわかります。
やってみると、

 11C1・101・110+11C0・100・111
=11・10・1+1・1・1
=110+1
=111

ですね。
これを割ったときのあまりは11だから、求める余りは11となります。


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ラベル:数学
posted by えま at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校数学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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