2024年05月03日

高校数学「確率統計」標準正規分布N(0,1)に従うとき

高校数学「確率統計」標準正規分布N(0,1)に従うとき

◆問題

確率変数Zが標準正規分布N(0,1)に従うとき、正規分布表を用いて、次の確率を求めよ。

(1) P(0≦Z≦1.5)

(2) P(Z≧1.5)

(3) P(Z≦2)


↓解答解説はお知らせの下↓


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◆解答解説

確率変数が正規分布に従うとき、正規分布表の値を利用して確率を求めることができます。
正規分布曲線は左右対称なので、左右半分ずつに分けて表の値を読み取っていきます。

(1) P(0≦Z≦1.5)
これはもともと右側だけだから、表からu(1.5)を読み取ればOKです。

u(1.5)=0.43319


(2) P(Z≧1.5)
1.5以上の部分を全て含めるためには逆に、右半分のうち、1.5より小さい部分を引く。と考えます。
右半分は0.5だから、

0.5−u(1.5)=0.5−0.43319=0.06681


(3) P(Z≦2)
2以下の部分には、まず右側の0〜2の範囲が含まれます。そして左半分はまるごと含まれます。
というわけで、

0.5+u(2)=0.5+0.47725=0.97725


正規分布表はこちら

◆関連問題
正規分布N(50,102>)に従うとき
確率統計まとめ

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