2024年05月05日

高校数学「確率統計」正規分布N(50,102)に従うとき

高校数学「確率統計」正規分布N(50,102)に従うとき

◆問題

確率変数Zが正規分布N(50,102)に従うとき、P(45≦X≦60)を求めよ。


↓解答解説はお知らせの下↓


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◆解答解説

確率変数Xが正規分布(m,σ2)に従うとき、Xに関する確率はXを標準化して標準正規分布N(0,1)における確率に直して求めることができます。

Z=(X−m)/σ

とすると、ZはN(0,1)に従うことが知られていて、このZを、Xを標準化した確率変数といいます。

今回の問題では、m=50,σ=10だから、Z=(X−50)/10となります。これを用いてP(45≦X≦65)を書き換えてみます。

 P(45≦X≦65)
=P((45−50)/10≦Z≦(65−50)/10)
=P(−5/10≦Z≦15/10)
=P(−0.5≦Z≦1.5)

このように書き換えることができました。
マイナスからプラスまで続く範囲になっているならば、左右に分けて、

=P(−0.5≦Z≦0)+P(0≦Z≦1.5)

このようにすれば、正規分布表の値をそのまま利用できます。

=u(0.5)+u(1.5)
=0.19146+0.43319
=0.62465


正規分布表はこちら


確率統計まとめ


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ラベル:数学
posted by えま at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校数学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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