2024年06月02日

高校数学「因数定理」2x^3+7x^2−14x+5の因数分解

高校数学「因数定理」2x3+7x2−14x+5の因数分解

◆問題

2x3+7x2−14x+5を因数分解せよ。


3次式の因数分解ですね。いわゆる3乗の公式は使えないようなので・・・


↓解答解説はお知らせの下に↓

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◆解答解説

3次以上の整式を因数分解するときは、たいてい因数定理を使います。
因数定理とは

「整式P(x)において、P(a)=0のとき、P(x)は(x−a)を因数にもつ」

という定理です。
別記事でも説明していますので、ご覧ください。

要するに「てきとうな値を代入してゼロになるときを探せばOK!」です。
たいていは−2〜2の整数を入れればちょうどいい値が見つかります。

P(x)=2x3+7x2−14x+5とすると、
P(1)=2+7−14+5=0

この3次式は(x−1)を因数にもつことがわかりました。
ならば、P(x)を(x−1)で割れば2次式になり、普通に因数分解できる。という流れですね!

割り算は省略しますが、

P(x)=(x−1)(2x2+9x−5)

となります。
カッコの中に2次式が残っているので、「たすきがけ」でさらに因数分解すると、

  =(x−1)(x+5)(2x−1)

これで完成です!


◆関連項目
3次方程式x3−3x2+2=0
因数定理等まとめ


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ラベル:数学
posted by えま at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校数学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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