2024年06月15日

高校数学「図形と方程式」y>x+1の表す領域

高校数学「図形と方程式」y>x+1の表す領域

◆問題
次の不等式の表す領域を図示せよ。

(1) y>x+1

領域の基本問題です。
なお、この記事ではグラフは省略します。どのような範囲になるか文章で説明します。


↓解答解説はお知らせの下に↓

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◆解答解説

不等式の表す領域を求めるときは、

「まずは境界線となるグラフを描く→その境界線に対してどちら側かを調べる」

という流れで考えます。

y>x+1の領域を求めるにはまず、y=x+1のグラフを描きます。

y=x+1は中学数学でも出てきた基本的なアレです。
・・・描けましたか?

y切片が1で傾きが1だから、y軸上のy=1のところを通って右上がりの直線ですね。

直線を描いたら、求める領域が、この線の上か下かを考えましょう!

y>x+1は、yの方が大きいので、この直線に対してy座標が大きい範囲、つまり、上側の範囲となります。
直線の上側に斜線を何本も引いて、範囲を示します。

そして、この不等号にはイコールが含まれていないので、「境界線を含まない」と書き足し完成です!


円が境界線の場合


◆関連項目
不等式の表す領域の考え方
図形と方程式まとめ


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ラベル:数学
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