2024年06月23日

中学数学「1次関数」P町とQ町を往復する問題@

中学数学「1次関数」P町とQ町を往復する問題@

◆ 問題

P町とQ町の間を、AさんとBさんが往復した。P町とQ町は6km離れていて、二人はP町を同時に出発し、Q町に着いたら直ちにP町に引き返す。P町に戻ってきたら直ちにQ町に向かう。という往復を繰り返すとする。AさんとBさんの走る速さは一定、2人が最初にP町を出発してから経過した時間をx分、P町からの距離をykmとしてグラフを描くと、次のような座標を読み取ることができたという。

Aさん:(0,0),(15,6),(30,0),(45,6),(60,0)
Bさん:(0,0),(30,6),(60,0)

(1) xの変域が15≦x≦30のとき、Aさんの進む様子を表す直線の式を求めよ。


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★★★★★★★★★★

◆解答解説

1次関数の式は、2点の座標がわかれば求めることができます。

今回の15≦x≦30の範囲では、(15,6)と(30,0)がわかっていますね。

これら2点の座標をy=ax+bに代入して連立方程式を解けば、求める直線の式がわかります。

6=15a+b ・・・@
0=30a+b ・・・A

@・・・   15a+b=6
A・・・ −)30a+b=0
     ―――――――――
      −15a  =6
よって、a=−6/15=−2/5

a=−2/5を@に代入すると、
15×(−2/5)+b=6
     −6+b=6
        b=12

これでa,bがわかったので、y=ax+bに代入して完成です!

y=(−2/5)x+12


次の問題→AさんとBさんがすれ違った時間


◆関連項目
途中で速さが変わる問題
1次関数(中学)まとめ


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ラベル:数学
posted by えま at 17:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 中学数学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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