高校化学「有機物」メタノール・プロパノールの反応C
■問題
アルコールA,B,C,Dは、メタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、2−メチル−2−プロパノールのいずれかである。
A,B,C,Dをそれぞれ酸化したところ、AからはアルデヒドEが、BからはケトンFが、CからはアルデヒドGが得られた。Dはほとんど酸化されなかった。
さらに、アルデヒドEとGは容易に酸化されて、それぞれカルボン酸HとIになった。Iは銀鏡反応を示した。
ケトンFは酢酸カルシウムを乾留することでも得られる。
(1) アルコールA,B,C,Dの物質名を答えよ。
(2) 化合物E,F,G,H,Iの化学式を答えよ。
(3) 6.4gの化合物Cを全て酸化して化合物Iにしたとき、得られるIの質量を求めよ。
(4) 「ケトンFは酢酸カルシウムを乾留することでも得られる」この記述の反応を化学反応式で答えよ。
この記事では(4)を解説します。
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■解答
乾留とは、固体の有機物を外気を遮断して強熱して分解し、揮発性の成分と不揮発性の成分に分ける操作をいいます。
化学反応式としては、実質的に分解と考えて良いでしょう。
酢酸カルシウムは(CH3COO)2Caで、ケトンFはCH3COCH3です。
だから、残るのはCaCO3となります。
ということで化学反応式は、
(CH3COO)2Ca→CH3COCH3+CaCO3
次の問題→Hに炭酸水素ナトリウム水溶液を加えたとき
◆関連項目
アルコール、ケトン、アルデヒド、カルボン酸
官能基の表
銀鏡反応
脂肪族炭化水素
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2024年07月04日
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