高校物理「力学」2022年共通テスト第1問 問3より
◆問題
問3 質量がMで密度と厚さが均一な薄い円板がある。この円板を、外周の点Pに糸をつけてつるした。次に円板の中心Oから直線OPと垂直な方向に距離dだけ離れた点Qに、質量mの物体を軽い糸で取り付けたところ、図3のようになって静止した。直線OQ上で点Pの鉛直下方にある点をCとしたとき、線分OCの長さxを表す式を答えよ。
解答はこのページ下に掲載します。
=================== お知らせ ======================
★★★★★★★「AE個別学習室(えまじゅく)」生徒募集!★★★★★★★
★ ★
★ 茨城県水戸市、常陸太田市の個別指導教室 ★
★ 「AE個別学習室(えまじゅく)」では、生徒募集をしています。 ★
★ 対象は小学生・中学生・高校生・浪人生。社会人も歓迎します! ★
★ オンライン授業も好評です!全国の生徒さんに対応可能です。 ★
★ ★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
えまじゅくでは、経験豊富なプロ講師のマンツーマン授業が受けられます。
授業料が最大で40%引きになる、3人までの同時指導も好評です!
オンラインでも複数人同時指導対応しています。
今年も何人もの生徒さんが、第一志望(以上)の結果を出してくれました。
興味をお持ちの方は、まずは mm@a-ema.com までお問い合わせください。
家庭教師・塾のサイトと連絡先はここ → http://www.a-ema.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆解答
この状態で円板と物体が静止しているということは、力がつり合っていて、力のモーメントもつり合っている。ということができます。
また、円板など大きさのある物体は、質量が重心(中心)の1点に集中しているものとみなして、式を立てることができますね。
点Cのまわりの力のモーメントのつり合いの式を立ててみます。
例えば、右回りのモーメントと左回りのモーメントが等しいと考えると、
Mgx=mg(d−x)
こんな式ができます。
あとはxについて解いていきます。
Mx=md−mx
Mx+mx=md
x(M+m)=md
x=md/(M+m)
実際の共通テストの解答としては、A{m/(M+m)}dが正解となります。
◆関連項目
等加速度運動
力〜エネルギー、力のモーメントなど
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
20年以上の実績。全学年、英・数・理をはじめ全教科対応
最高級の指導を提供します!メール添削も好評です!
プロ家庭教師の江間です。 AE個別学習室(えまじゅく)
http://www.a-ema.com/k/ http://www.a-ema.com/j/
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
2024年07月15日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック
こんなヤツです
年齢:41
職業:プロ家庭教師、AE個別学習室(えまじゅく)代表、翻訳者
ウェブサイトURL:http://www.a-ema.com/
メールアドレス:j@a-ema.com
一言:アプリ、メルマガ、電子書籍提供中です。アマゾンやGooglePlayで「江間淳」で検索!
江間淳の書籍一覧 → http://amzn.to/2m9LTvN