■ 問題
楕円x2/a2+y2/b2=1について、次の問いに答えよ。
(1) y'を求めよ。
(2) この楕円上の点(x0,y0)における接線の方程式を求めよ。
(3) この楕円上の点(x0,y0)における法線の方程式を求めよ。
↓(3)の解答解説はお知らせの下に↓
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■ 解答解説
法線は接線の垂線です。
直線の垂直条件はmm'=−1でしたね。
ということは、法線の傾きはm'=−1/mとなります。
接線の傾きは(2)で求めたように、m=−b2x0/a2y0です。
だから、この点における法線の傾きはm'=a2y0/b2x0となります。
点の座標は(2)と同じく(x0,y0)だから、求める直線は、
y=(a2y0/b2x0)(x−x0)+y0
これで一応完成していますが、分数にならないようにさらに変形すると、
y・b2x0=a2y0(x−x0)+y0・b2x0
y0・b2x0を移項して、b2x0でくくれば、
b2x0(y−y0)=a2y0(x−x0)
このように変形すると扱いやすいかも知れません。
最初に戻る→(1) y'を求めよ。
◆関連項目
合成関数の微分
y=x3−x2の接線
微分積分(数学3)まとめ
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ラベル:数学