■ 問題
x2+y2≦9,x≧0のとき、−x+yの最大値・最小値を求めよ。
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■ 解答解説
領域を表す式は、x2+y2≦9,x≧0だから、原点を中心とする半径3の円のうち、y軸の右側の部分です。
この範囲内のx,yのうち、−x+yの最大値・最小値を求める問題です。
−x+y=kとおくと、y=x+kと書き換えられます。
つまり、kは1次関数の切片になります。
だから、この1次関数の切片が最大になる場合と最小になる場合を考えればよい。と言えます。
まず最大の場合は、円とy軸との交点のうち、上側の方を通るときです。
半径3なので、(0,3)つまり、y=x+kの切片が3の場合です。
だから、x=0,y=3のとき最大値3ですね。
最小の場合は、1次関数がなるべく下の方を通る場合を考えます。
例えば、最大の場合の逆で、円とy軸との交点のうち、下側を通る場合が最小かな?と考えがちですが、その場合は円と1次関数が2点で交わっているので、もっと下に行くことができます。
ギリギリまで1次関数の位置を下げていくと・・・
円の接線になるときが一番下であることがわかると思います。
円の接線の求め方はいくつかありますが、ここでは判別式を使う方法でやってみます。
1次関数と合成して整理してから判別式ですね。
x2+y2=9にy=x+kを代入して、
x2+(x+k)2=9
x2+x2+2kx+k2=9
2x2+2kx+k2−9=0
判別式をD=b2−4acとすると、
D=(2k)2−4・2・(k2−9)
=4k2−8k2−72
=−4k2−72
接するときはD=0だから、
−4k2−72=0
k2−18=0
(k+3√2)(k−3√2)=0
よって、k=±3√2
一番下の場合を考えているので、求めるkの値は、k=−3√2です。
このときのx,yの値も求めます。
2x2+2kx+k2−9=0にk=−3√2を代入すると、
2x2+2(−3√2)x+(−3√2)2−9=0
2x2−6√2・x+18−9=0
2x2−6√2・x+9=0
x=[−(−6√2)±√{(−6√2)2−4・2・9}]/2・2
={6√2±√(72−72)}/4
=(6√2)/4
=(3√2)/2
y=x+kだから、y=(3√2)/2−3√2=(−3√2)/2
というわけで、x=(3√2)/2,y=(−3√2)/2で、最小値は−3√2
◆関連項目
図形と方程式まとめ
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ラベル:数学