高校化学「有機物」アルケンにオゾンを作用させると、オゾン分解と呼ばれる反応によって…
■問題
アルケンにオゾンを作用させると、オゾン分解と呼ばれる反応によってケトンまたはアルデヒドを得ることができる。
\ / \ /
C=C → C=O+O=C
/ \ / \
この反応を用いて分子量が70のアルケンの二重結合を切断すると、アセトアルデヒドとアセトンを生じた。
このアルケンの構造式を示せ。
↓解答はこのお知らせの下に↓
====================== お知らせ ========================
★★★★★★★「AE個別学習室(えまじゅく)」生徒募集!★★★★★★★★★
★ ★
★ 茨城県水戸市、常陸太田市の個別指導教室 ★
★ 「AE個別学習室(えまじゅく)」では、生徒募集をしています。 ★
★ 対象は小学生・中学生・高校生・浪人生。社会人も歓迎します! ★
★ オンライン授業も好評です!全国の生徒さんに対応可能です。 ★
★ ★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
えまじゅくでは、経験豊富なプロ講師のマンツーマン授業が受けられます。
授業料が最大で40%引きになる、3人までの同時指導も好評です!
オンラインでも複数人同時指導対応しています。
今年も何人もの生徒さんが、第一志望(以上)の結果を出してくれました。
興味をお持ちの方は、まずは こちらまでお問い合わせください。
家庭教師・塾のサイトと連絡先はここ → http://www.a-ema.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■解答解説
まず、アルケンとは不飽和炭化水素うちのひとつで、二重結合を一つもっています。
コレにオゾンを作用させるとこの二重結合が切断されて、カルボニル基をもつ2つの化合物が生じる。という反応がおこります。
そして、この反応がおこった結果、アセトアルデヒドとアセトンができたようです。
分子量は70とわかっているので、まずはアルケンCnH2nから、炭素数を求めます。
n×12+2n=70より、14n=70だから、n=5
つまり、このアルケンの炭素数は5で、分子式はC5H10ですね。
アセトアルデヒドはCH3CHO、アセトンはCH3COCH3だから、
このアルケンはこのままアセトアルデヒドとアセトンをつなげた構造になりそうです。
アルデヒドとケトンはどちらも、CとOが二重結合をしている構造を持っています。その二重結合の部分が、切断される前はC同士でつながっていたと考えられるので求める炭化水素は・・・
CH3 CH3
\ /
C=C
/ \
H CH3
このような構造式になります。
◆関連項目
アルケン
アルデヒド、ケトン
脂肪族炭化水素
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
20年以上の実績。全学年、英・数・理をはじめ全教科対応
最高級の指導を提供します!メール添削も好評です!
プロ家庭教師の江間です。 AE個別学習室(えまじゅく)
http://www.a-ema.com/k/ http://www.a-ema.com/j/
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
2024年08月05日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック
こんなヤツです
年齢:41
職業:プロ家庭教師、AE個別学習室(えまじゅく)代表、翻訳者
ウェブサイトURL:http://www.a-ema.com/
メールアドレス:j@a-ema.com
一言:アプリ、メルマガ、電子書籍提供中です。アマゾンやGooglePlayで「江間淳」で検索!
江間淳の書籍一覧 → http://amzn.to/2m9LTvN