2024年08月06日

高校数学「領域」円の領域内のy/xの最大値・最小値

高校数学「領域」円の領域内のy/xの最大値・最小値

■ 問題

点P(x,y)が、不等式(x−3)2+(y−1)2≦1の表す領域上を動くとき、y/xの最大値・最小値を求めよ。


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■ 解答解説

点P(x,y)が、不等式(x−3)2+(y−1)2≦1の表す領域上を動くとき、y/xの最大値・最小値を求めよ。

前回の問題とだいたい同じやり方になります。

最大最小を考える式の値をkとおいて、その関数を考えます。
つまり、

y/x=kとおくと、y=kx

傾きkの比例の式になりました。

この関数が領域を示す円と接する場合が最大最小になると考えられます。
というわけで合成して整理してみましょう!

(x−3)2+(kx−1)2=1
2−6x+9+k22−2kx+1−1=0
(k2+1)x2−(2k+6)x+9=0

接する場合は判別式D=0だから、

D=(2k+6)2−4・(k2+1)・9
 =4k2+24k+36−36k2−36
 =−32k2+24k

この式の値がゼロだから、

−32k2+24k=0
4k2−3k=0
k(4k−3)=0
k=0,3/4

y/k=kだから、これらの値が最大最小になります。

k=0のとき、y/x=0だからy=0
円の式に代入して計算すれば、x=3が得られます。

k=3/4のときも同様に計算すると、x=12/5,y=9/5


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posted by えま at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校数学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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