2024年08月10日

高校数学「微分」f(x)がx=3で極小値をもつように、定数a,bの値を定めよ

高校数学「微分」f(x)がx=3で極小値をもつように、定数a,bの値を定めよ

■ 問題

関数f(x)=x3−3x2+ax+bが、x=3で極小値−26をもつように、定数a,bの値を定めよ。また、極大値を求めよ。


解答解説はこのページ下に


★★ お知らせ ★★

AE個別学習室(えまじゅく)水戸教室では、「大学入学共通テスト」の対策授業を行っています。理系文系全科目の指導が可能です。
平日昼間に授業可能な既卒生・社会人の方も歓迎します!
マンツーマンの授業なので「ゼロからのスタートの人は中学の復習から」「基本ができている人は応用問題の解き方中心に」など、ひとりひとりの状況に合わせて授業を行います。
適切な時期に適切な対策をすれば、どんな目標でも達成可能です。志望校を諦める前に、まずは一度ご相談ください。


■ 解答解説

極値では、導関数の値がゼロです。
つまり、f'(x)=0です。
というわけで、まずは微分してみましょう!

f'(x)=3x2−6x+a

x=3で極小値をもつということは、f'(3)=0ですね。
ということで代入して計算してみましょう!

f'(3)=3・32−6・3+a
  =27−18+a
  =9+a=0
     a=−9

まずはaの値が決まりました。

極小値は関数の式の値なので、f(3)=−26です。
a=−9とともに代入すると、

f(3)=33−3・32−9・3+b
  =27−27−27+b
  =−27+b=−26
       b=1

これで、a=−9,b=1がわかりました。
f(x)の式が完成したので、あとは普通に極値を求めます。

f(x)=x3−3x2−9x+1
f'(x)=3x2−6x−9

極値ではf'(x)=0だから、

3x2−6x−9=0
 x2−2x−3=0
(x+1)(x−3)=0
よって、x=−1,3

x=3で極小値であることはわかっているので、x=−1のときが極大値のはずですね。
ということで計算してみましょう!

f(−1)=(−1)3−3(−1)2−9(−1)+1
  =−1−3+9+1
  =6

よって、a=−9,b=1,x=−1のとき極大値6


◆関連問題
f(x)がx=1で極値をもつように、定数aの値を定めよ
y=x3−12x−1の極値
微分積分まとめ


江間淳の書籍はこちら
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 20年以上の実績。全学年、英・数・理をはじめ全教科対応
  最高級の指導を提供します!メール添削も好評です!

プロ家庭教師の江間です。    AE個別学習室(えまじゅく)
http://www.a-ema.com/k/     http://www.a-ema.com/j/
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ラベル:数学
posted by えま at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校数学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
こんなヤツです
名前:江間淳
年齢:41
職業:プロ家庭教師、AE個別学習室(えまじゅく)代表、翻訳者
ウェブサイトURL:http://www.a-ema.com/
メールアドレス:j@a-ema.com
一言:アプリ、メルマガ、電子書籍提供中です。アマゾンやGooglePlayで「江間淳」で検索!
江間淳の書籍一覧 → http://amzn.to/2m9LTvN