2024年09月17日

高校数学「2次関数」x軸方向に1,y軸方向に−2だけ平行移動

高校数学「2次関数」x軸方向に1,y軸方向に−2だけ平行移動

◆問題

2次関数y=−x2+4x−5のグラフをx軸方向に1,y軸方向に−2だけ平行移動するとき、移動後の放物線の方程式を求めよ。


↓解答解説はお知らせの下↓


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◆解答解説

2次関数の平行移動は、頂点の移動と考えることができます。
放物線の形は、場所が変わっても変わらないので、頂点の位置が一致すれば2つのグラフが一致する。というわけです。

まずはもとの放物線の頂点を出してみましょう!
2次関数の頂点なら平方完成ですね。

「そもそも平方完成がわからないよ!」という人はまずはこちらをご覧ください。

y=−x2+4x−5
 =−(x2−4x)−5
 =−(x2−4x+4−4)−5
 =−{(x−2)2−4}−5
 =−(x−2)2+4−5
 =−(x−2)2−1

というわけで頂点は(2,−1)です。

これをx軸方向に1,y軸方向に−2移動するので、頂点の座標をこの通りに変化させると、移動後のグラフの頂点は、

(3,−3)

となります。
ならば、求める方程式は

y=−(x−3)2−3

です!


◆関連項目
平方完成頂点
2次関数まとめ

◆応用問題
y=(1/2)x^2のグラフを平行移動したもので、頂点がx軸上にあり、点(3,8)を通る2次関数の式を求めよ。


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ラベル:数学
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