2024年09月21日

高校数学「2次関数」公式を使った対称移動

高校数学「2次関数」公式を使った対称移動

◆問題

2次関数y=2x2−4x+4のグラフを次のように移動するとき、移動後の放物線の方程式を求めよ。

(1) x軸に関して対称移動

(2) y軸に関して対称移動

(3) 原点に関して対称移動


前回までの記事で、頂点を移動する方法での解答解説は全て掲載しました。
今回は公式を使った対称移動でやってみましょう!


↓解答解説はお知らせの下↓


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◆解答解説

(1) x軸に関して対称移動の場合は、yを−yで置き換えることで移動後の式を求めることができます。
つまり、

−y=2x2−4x+4
 y=−2x2+4x−4

(2) y軸に関して対称移動の場合は、xを−xで置き換えればOKです。
つまり、

y=2(−x)2−4(−x)+4
y=2x2+4x+4

(3) 原点に関して対称移動の場合は、縦も横も対称移動することになるので、x,yをそれぞれ−x,−yで置き換えます。

−y=2(−x)2−4(−x)+4
−y=2x2+4x+4
 y=−2x2−4x−4


というわけで、3問ともに頂点を移動する方法と同じ式を求めることができましたね!


この問題の最初に戻る→(1) x軸に関して対称移動


◆関連項目
平行移動する場合
2次関数まとめ


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ラベル:数学
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