高校化学「高分子化合物」デンプンの分解D
■問題
デンプン(C6H10O5)nを希硫酸で加水分解するとグルコースを生じる。グルコースに酵母菌を加えると、@酵素の混合物が作用して、エタノールを生じる。
一方、デンプンをA酵素で加水分解するとマルトースが得られる。マルトースに別のB酵素を作用させると、加水分解がおこりグルコースを生じる。
(1) @〜Bの酵素名を答えよ。
(2) 赤字で示された変化を化学反応式で書け。
(3) 青字で示された変化を化学反応式で書け。
(4) デンプンを加水分解するときの化学反応式を答えよ。
(5) デンプン32.4gを全てマルトースに分解すると、生じるマルトースは何gか求めよ。
(5)の解答はこのページ下
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■解答
(4)より、
2(C6H10O5)n+nH2O→nC12H22O11
だから、物質量の比は「デンプン:マルトース=2:n」です。
デンプンの分子量は、(12×6+1×10+16×5)×n=162nです。
今回の問題では、32.4gだから物質量は、
32.4/162n[mol]
マルトースの物質量をxmolとして、デンプンとマルトースの比から比例式を作ると、
2:n=32.4/162n:x
2x=(32.4/162n)×n
x=16.2/162
x=0.10
マルトースC12H22O11の分子量は
12×12+1×22+16×11=342
だから、求める質量は
342×0.1=34.2g
この問題の最初に戻る→@〜Bの酵素名
◆関連項目
デンプン、グルコース、マルトース
高分子化合物
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2024年11月29日
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