2024年12月31日

高校物理「電気」抵抗率の計算A

高校物理「電気」抵抗率の計算A

◆問題

長さ1.5m,直径0.50mmの導線に2.18Vの電圧をかけたところ、0.22Aの電流が流れた。この導線の抵抗率を求めよ。


↓解答解説はお知らせの下↓


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◆解説

抵抗率ρと抵抗Rの関係は、導線の長さL,導線の断面積Sを用いて、以下の公式で求めることができます。

R=ρ(L/S)

今回の問題では、抵抗値が分かっていないので、まずは電流と電圧から抵抗を求めます。

R=2.18/0.22

そして、導線の直径0.50mmから断面積を求めます。
S=π・(0.25×10-3)2

あとは、抵抗率の公式に代入して計算ですね!

R=ρ(L/S)より、ρ=RS/L

ρ={(2.18/0.22)・π・(0.25×10-3)2}/1.5
 =(2.18・3.14×10-6)/(0.22・16・1.5)
 =(1.09・3.14×10-6)/(0.11・24)
 =(3.4226×10-6)/(2.64)
 =1.296…×10-6
 ≒1.3×10-6[Ω・m]


前の問題に戻る→抵抗値がわかっていて、単位の変換も不要な場合


◆関連項目
電気・磁気まとめ

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posted by えま at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校物理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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