2025年01月31日

中学理科「化学変化」加熱したときの物質の質量

中学理科「化学変化」加熱したときの物質の質量

◆問題

炭酸水素ナトリウムを用いた実験に関する記述を読んで、問いに答えよ。

<実験>
@炭酸水素ナトリウムをステンレス皿にとって、ステンレス皿全体の質量を測定し、ガスバーナーで十分に加熱した。
A加熱後、ステンレス皿がよく冷えてから、再びステンレス皿全体の質量を測定したところ、加熱前よりも減少していた。
Bステンレス皿に残っていた白色の固体を適量の水に溶かし、このときできた水溶液のpHの値を測定した。

次のア〜エの物質を、実験の@,Aのように、ステンレス皿にとって十分に加熱したとき、加熱後の質量はどうなるか、[増加する/減少する/変わらない]のうちからそれぞれ選んで答えよ。

ア 酸化銅
イ 酸化銀
ウ マグネシウム
エ 塩化ナトリウム


↓解答解説はこのページ下↓

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◆解答

ア 酸化銅
酸化銅は加熱するだけでは銅に戻るなどの反応は起こりません。
だから、質量も変わらない。と考えられます。

ちなみに、炭素を混ぜて加熱すると、炭素が酸化銅の酸素を奪って、銅ができます。


イ 酸化銀
酸化銀は銀と酸素の結びつきがやや弱いため、十分に加熱すると銀と酸素に分解されます。酸化物から酸素を奪う反応なので、この反応は「還元」といいます。
皿に残った物質の質量は酸素の分だけ減少する。と考えられます。


ウ マグネシウム
マグネシウムは加熱すると空気中の酸素と結びついて酸化マグネシウムになります。酸素と結びつく反応なのでこの反応は「酸化」といいます。
できた酸化マグネシウムが全て皿の上に載っているならば、結びついた酸素の分だけ質量は増加する。ということができます。


エ 塩化ナトリウム
塩化ナトリウムは食塩ですね。食塩は加熱するだけでは化学反応はおきません。
質量は変わらない。ですね。


次の問題→pHについて


◆関連問題
銅の酸化と質量の問題
中学理科「化学変化」


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