高校化学「天然のタンパク質・アミノ酸・糖類」2025年共通テスト第4問[23]より
◆問題
天然に存在する化合物に関する記述として誤りを含むものはどれか。
@ タンパク質のポリペプチド鎖は、ペプチド結合どうしの間にできる水素結合により二次構造をつくる。
A アミノ酸は、結晶中では双性イオンになっている。
B グルコース分子は、水溶液中では2種類の環状構造と1種類の鎖状構造の合計3種類が平衡状態で存在する。
C フルクトースはグルコースの立体異性体である。
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◆解答解説
@ タンパク質のポリペプチド鎖は、ペプチド結合どうしの間にできる水素結合により二次構造をつくる。
→○
一次構造とはタンパク質におけるアミノ酸の配列のことで、1本のポリペプチド鎖の中で水素結合が形成されてできるらせん構造は二次構造の代表例ですね。
A アミノ酸は、結晶中では双性イオンになっている。
→○
アミノ酸は分子内にカルボキシ基(−COOH)とアミノ基(−NH2)を持っていて、分子内で塩を形成することがあります。このとき生じる正電荷と負電荷をもつイオンを双性イオン呼びます。
B グルコース分子は、水溶液中では2種類の環状構造と1種類の鎖状構造の合計3種類が平衡状態で存在する。
→○
α型、β型、鎖状構造の3種類ですね。
C フルクトースはグルコースの立体異性体である。
→×
官能基の結合の順序は同じだが、立体的な配置が異なる異性体が「立体異性体」です。
フルクトースとグルコースは官能基の結合の順序が異なるので、立体異性体ではなく「構造異性体」です。
◆関連項目
高分子化合物まとめ
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2025年02月10日
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