高校化学「物質の変化と平衡」反応の速さについての正誤問題
◆問題
化学反応とその速さに関する次の記述の正誤を判定せよ。
@反応物の粒子が衝突しても、必ず反応が起こるとは限らない。
A一般に、は反応物の粒子の衝突回数が多いほど、反応速度は大きい。
B一般に、一定温度における反応速度は、反応物の濃度には関係しない。
C化学反応を進行させるには、活性化エネルギーを超えるエネルギーが必要である。
D活性化エネルギーが大きいほど、反応速度は大きい。
E化学反応の反応熱は、触媒を加えても変化しない。
解答はこのページ下に掲載します。
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◆解答解説
@反応物の粒子が衝突しても、必ず反応が起こるとは限らない。
→○
化学反応が起こるためには、一定以上のエネルギーが必要なので、粒子が衝突しても反応は起こらない場合がある
A一般に、は反応物の粒子の衝突回数が多いほど、反応速度は大きい。
→○
衝突回数が多ければ反応する粒子の数が多くなり、反応速度も速くなる。
B一般に、一定温度における反応速度は、反応物の濃度には関係しない。
→×
濃度が大きければ、粒子の衝突回数が増えるので、反応速度も速くなる。
C化学反応を進行させるには、活性化エネルギーを超えるエネルギーが必要である。
→○
反応するには活性化状態になる必要があり、そのための最小のエネルギーが「活性化エネルギー」である。
D活性化エネルギーが大きいほど、反応速度は大きい。
→×
活性化エネルギーは反応するために必要な最小のエネルギーだから、活性化エネルギーが大きいと反応しにくい。つまり反応が遅くなる。
E化学反応の反応熱は、触媒を加えても変化しない。
→○
触媒は活性化エネルギーを下げて、反応速度を上げるが、反応の前後での熱の出入りは変わらない。
というわけで、B,Dが誤でした。
◆関連項目
反応速度
熱化学方程式・化学平衡まとめ
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2025年02月28日
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