2025年04月04日

中学数学「2次関数」y=ax2のグラフがAB=OBとなるときB

中学数学「2次関数」y=ax2のグラフがAB=OBとなるときB

◆問題

原点をOとする座標平面上の2次関数y=ax2のグラフは点A(4,2)を通っている。y軸上に点BをAB=OBとなるようにとる。このとき、次の問いに答えよ。

(1) 点Bの座標を求めよ。

(2) ∠OBAの二等分線の式を求めよ。

(3) y=ax2上に点Cをとり、ひし形OCADをつくる。点Cのx座標をtとするとき、tの値を求めよ。




なお、今回の問題は中学レベルとしてはとても難しいです。
自信がない人は、中学数学2次関数まとめなどで、まずは基本問題の復習をしましょう!




◆解答解説

ひし形OCADなので、O→C→A→D→Oの順に1周するように4つの点が並びます。
ということは、CはOとAの間になければいけません。

また、ひし形は4つの辺が全て等しい四角形だから、OC=OAです。

ということは、△OCAと△ADOは二等辺三角形になります。

(2)で、∠OBAの二等分線を考えましたが、これはOAの垂直二等分線でもあるので、ひし形OCADの対角線と重なります。

つまり、C,Dはこの∠OBAの二等分線上にある。ということができます。
線上にある点の座標は代入できるので、(2)で求めた式y=−2x+5に、点Cの座標を代入できる。と考えられます。

Cのx座標はtで、(1)よりa=1/8だから、y=(1/8)t2ですね。
つまりC(t,(1/8)t2)です。
これをy=−2x+5に代入して、

(1/8)t2=−2t+5

2次方程式ができたので、あとは解きます!

2=−16t+40
2+16t−40=0
t=[−16±√{162−4・1・(−40)}]/2
 ={−16±√(256+160)/2
 =(−16±√416)/2
 =(−16±4√26)/2
 =−8±2√26

CはOとAの間だから、0<t<4なので、t=−8+2√26


(1)に戻る→点Bの座標




中学数学2次関数まとめ


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ラベル:数学
posted by えま at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 中学数学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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