◆問題
充分に広い金属板A,Bを6.0cmの間隔で平行に置き、電圧12Vの電源をつないで負極側を接地して、金属板間に一様な電場をつくる。A,Bに対して垂直な線上において、Aから3.0cmの点をP,Bから2.0cmの点をQとして次の問いに答えよ。
(1) P,Qにおける電場の強さを求めよ。
参考図

↓解答解説はこの下↓
◆解説
電場の強さは、E=V/dで求めることができます。
Eが電場の強さ、Vが電圧、dは極板間の距離ですね。
なお、電場の単位は[N/C]=[V/m]です。この単位がわかっていれば、公式が怪しくても単位の通りに計算することで解決できます。
Aが正極、Bが負極で接地しているので、Aが12V,Bは0Vとなり、電位差は12Vです。
極板間の距離は6.0cm=6.0×10-2mです。
これらの値をE=V/dに代入していきます。
EP=12/(6.0×10-2)
=2.0×102[V/m]
ちなみに、「一様な電場」なので、P,Qどちらもこの値になります。
次の問題→点Pの電位
◆関連項目
電気・磁気まとめ
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