2025年04月20日

高校物理「電気」金属板A,Bを6.0cmの間隔で平行に置き、電圧12Vの…C

高校物理「電気」金属板A,Bを6.0cmの間隔で平行に置き、電圧12Vの…C

◆問題

充分に広い金属板A,Bを6.0cmの間隔で平行に置き、電圧12Vの電源をつないで負極側を接地して、金属板間に一様な電場をつくる。A,Bに対して垂直な線上において、Aから3.0cmの点をP,Bから2.0cmの点をQとして次の問いに答えよ。

(1) P,Qにおける電場の強さを求めよ。

(2) 点Pの電位を求めよ。

(3) PQ間の電位差を求めよ。

(4) 電荷−4.8×10-19Cの粒子が、静電気力によってQからPに運ばれるとき、電場がする仕事を求めよ。


参考図
極板ABに電圧をかけたときアース.png


↓(4)の解答解説はこの下↓


◆解答解説

(4)では、QからPに荷電粒子を運ぶときの仕事を求めます。

荷電粒子に電場がする仕事は、W=qVですね。
Wは仕事、qは電荷の電気量、Vは電位差です。

電荷は問題にある通りですね。
電位差は(3)で求めたように2.0Vですが、Qの方が低電位なので電位差は−2.0Vと考えられます。
これらを代入して計算します。

W=−4.8×10-19×(−2.0)
 =9.6×10-19[J]


仕事の正負については、電荷と電場の向きから、先に符号を決定して計算してもよいですね!






次の問題→荷電粒子の速さ


◆関連項目
電気・磁気まとめ

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posted by えま at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校物理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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